20210108

ユーラシア・グループによる2022年版『10大リスク』が発表。昨年度のリスク予測を振り返る。

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お疲れ様です。みやすぐです。

新年と言えば皆さんおなじみ、ユーシア・グループによる2022年版『10大リスク』が発表されました!
※ユーラシア・グループは、世界最大のリスクのコンサルティング会社です。

今回は、2022年度『10大リスク』を眺めつつ、昨年度挙げられていたリスクたちが結果的にどうだったか振り返っていきましょう。

 
みやすぐ
新年恒例のイベントとして、
あんまり難しく考えずにさらっと眺めていきましょう!
 

1分でわかる、2022年度版『10大リスク』

今年の10大リスクとして、以下のようなランキングが発表されました。

公式サイトの方には長々とした分析がされていましたが、このブログでは、みやすぐのさっぱりとした所感と共にお届けします。もっと詳しい内容が知りたい人は、「10大リスク」で検索して公式HPを確認してください。

ランキングトピック所感
1位ゼロコロナ失敗中国のゼロコロナ政策はどうなる?
2位巨大IT企業の影響力国家に等しい影響力を持つと何が起こる?
3位米国中間選挙トランプショック再び・・・?
4位中国の政治直面する様々な課題。これまでのツケの清算時期か?
5位ロシア米国とロシアの不安定さ。
6位イラン核を巡るリスクは引き続き。まだまだ紛争は終わらないのかな。
7位環境問題自然エネルギーは金がかかる…。皆でエコとかやめちゃう?
8位力の空白地帯世界のリーダー不在による荒れ。風紀委員は誰がやる?
9位文化戦争に敗れる企業SNSで広がる様々な価値観の中に隠れる地雷。炎上注意!
10位トルコ毎年ランクインしてんじゃねーか!(3年連続)

2022年度もまだまだコロナの影響は受けそうですね。オミクロン株の再流行によりまだしばらくは収束しそうにありません。

他に目立つのは、中国、イラン、ロシアなどの対米国関係の乱れから来るリスクでしょうか。大企業の影響力持ちすぎリスクや、変な地雷踏んで炎上するリスクなんかも目新しい話題でおもしろい。

トルコは、もう殿堂入りでいいよ。その分、他のリスクを教えてほしい。

1分でわかる、2021年度の振返り

さて、続いて、昨年2021年度の1月に発表された『10大リスク』について、結果がどうなったかを振り返ってみましょう。2021年は米国株がバブルな感じでリスクの顕在化は感じませんでしたが、果たして。

昨年度は、トランプVSバイデンが真っ二つに分かれて、米国政治の二極化が一番のリスクとして挙げられていました。結果として、バイデンさんがさすがの手腕で、しっかり大統領の仕事をやってのけている印象を受けます。

リスクとして大きく顕在したのは、7位のトルコですね。「一国の通貨の価値ってこんなに下がることあるんだ」と戦慄したほど、とんでもないスピードで下落していくトルコリラが印象的でした。…印象的というか、もうほんとに大ダメージでした。

逆に、8位の原油安は大外れでしたね。自然エネルギーの台頭で化石燃料が用済みになっていくことが考えられていたようですが、蓋を開ければ原油は一年通して高く推移していましたね。

リスクと共に

リスクは付き物です。これはもうどうやっても逃れられません。

重要なのは、リスクとリターンを天秤にかけたとき、それが自分に合っているかどうかを見極めて、そのリスクを自分の腹に落とすことだと思います。理解していたリスクが顕在化しても、それほど狼狽しないでしょう。

天気予報を見た上で降ってきた雨にはあまり驚かないでしょうし、その雨がいつ止むかをなんとなくわかっていれば心も穏やかですよね。

基本的に、相場にタダ飯なんてものはないんです。もしも、タダ飯に見える投資手法があるとしたら、それは隠れたリスクを見えていないだけだと、経済評論化の勝間和代さんがなんかの本で言ってました。

今年も、皆さんにとって良い年になりますように。

以上、よろしくおねがいいたします。

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