お疲れ様です。みやすぐです。
アルパカ証券が、日本株取引サービスを終了するとの発表がありました。2023年9月29日(金)をもって終了とのこと。
すでに新規の購入注文の受付は終了しており、これからできるのは、保有している株式の売却or他社への移管(振替出庫)のみです。詳細は、以下のとおりです。
日付 | 対応 |
---|---|
2023年4月21日(金) | 株式の購入注文の受付停止 |
2023年9月29日(金)まで | 振替出庫 / 売却注文 / 出金の実施期限(予定) |
2023年12月以降 | 特定口座年間取引報告書の郵送 |
私自身もアルパカ証券にて保有している株式がある状態ですので、今回はアルパカ証券から他社への移管手続きを行いました。
「そもそもアルパカロボって何でしたっけ?」という方は以下の基本事項の記事を参照ください。(もはや、ですが…)
さよなら、アルくん
「アルパカロボ」というAIによる個別株の値動き予想サービスは、割とまだ始まったばかりという印象ですが、想像よりもだいぶ早くサービス終了ということになってしまいましたね。
アルパカ証券の米国株取引サービスはまだ継続するようですが、アルパカロボは国内個別株へのアプローチが強いサービスでしたので、アルパカロボというサービス自体、事実上の撤退というような感じでしょうか。
アルパカロボはUIが見やすく、銘柄情報等もかなりわかりやすいデザインだったと思いますが、やっぱりアルパカロボの的中率(AIの言う通りにしてもそんなに儲からない…)と、手数料の高さ(アルパカロボで情報見て、楽天証券で買った方が得という現実)がネックになり、思ったほどユーザー数が伸びなかったというところでしょう。
実際、私自身もアルパカロボはサービス当初から登録して利用していましたが、最初こそ興味が湧いていじっていたものの、大して面白い成績も出せず、徐々に興味を失っておりましたからね。
移管手続きについて
さて、アルパカ証券での日本株が取り扱い終了ということですが、すでにアルパカ証券で保有している株式については、他社への移管が可能です。
アルパカ証券内で株式売却して出金することも可能ですが、含み損を抱えていたりすると、なかなか売却という判断もできないでしょう。
そんな方は、アルパカ証券で保有している株式の「移管」が可能です。アルパカ証券から、他の証券会社に株式を移すという行為ですね。
本来であれば、他社への移管は手数料が発生するものですが、今回はアルパカ証券側の都合ということもあり、振替出庫の手数料は0円となっています。移管手続き自体は難しくないため、売却したくない株式については、早めに移管しておくことをお勧めします。
ただし、事前に移管先の証券会社にて特定口座の開設が必要ですので、アルパカ証券にしか特定口座をお持ちでない方はどこかしらで先に口座開設をしましょう。
証券会社ならマネックス証券がオススメ!
どうせ口座を作るなら、マネックス証券がおすすめです。
マネックス証券には「ワン株」という1株から株式が買えるサービスがあり、買付手数料や株式保有時の権利等で優位性があります。「ワン株」については別記事を書いているので、興味があればどうぞ。
マネックス証券は「銘柄スカウター」と呼ばれる株式分析ツールが、超絶便利なんですよね。ワン株投資しなくても、何ならマネックス証券で株式売買しなくても、もうこのスカウターを眺めるためだけにマネックス証券に口座開設することをオススメします。もちろん口座開設は無料。
もちろん、マネックス証券は日本で3本指に入る超大手ネット証券ですので、当たり前に注文がやり易かったり、各種手数料が安かったり、会社そのものの信頼性が高かったりします。まぁ、その辺はわざわざ言うまでもないですけどね。積立NISAなんかも非常にやりやすくて、とりあえず口座開設しておくと便利ですよ。
株式投資をやってみたいけど、資金都合であと一歩足を踏み出せない!という方にも、ワン株投資がオススメです。少額でも投資家気分が味わえますよ。
実際に移管申請する
さて、アルパカ証券の移管の話に戻りましょう。
まずは、アルパカ証券のHP内にある「特定口座内保管上場株式等移管依頼書 」というWORDファイルをダウンロードして、必要情報を記載します。
記載に悩むのは「振替先(受方)口座の明細」という欄の情報くらいだと思いますが、ここに記載する情報は移管先の証券会社のアカウント情報などのページから取得が可能です。
その後、「ご意見・苦情・振替出庫・口座解約のお申出について」の画面右下「サポート」ボタンから、「振替出庫依頼申請」を選択し、作成した「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」のファイルと 本人確認書類の画像ファイルを添付して「送信」ボタンを押せばOKです。
これで、あとは手続き完了を待つだけ!
以上、よろしくおねがいいたします。