アルパカロボ202110

【アルパカロボ(Alpaca ROBO)】基本方針の策定と2021年10月仕込み銘柄

アルパカロボ202110

アルパカ証券によるリリースされている「アルパカロボ(Alpaca ROBO)」を利用した、国内個別株への投資にチャレンジ中です!

このブログでは、 「アルパカロボ(Alpaca ROBO)」 による個別株投資について、とりあえず始めてみた実践結果を記録しつつ、利益と安定性の向上に向けて考えたことをまとめていきます。

今回は、アルパカロボの提案に基づき、2021年10月仕込んだ銘柄(国内の個別株)についてまとめていきます

アルパカロボに関する基本事項やアルパカロボを利用する理由については、以下の記事を参照してください。

はじめに

まずはアルパカロボを利用した個別株投資をしていく上での基本方針を整理していきたいと思います。

基本事項の解説記事で述べたように、アルパカロボがしてくれるのはあくまで買い時or売り時の銘柄の提案だけなので、その提案の中から実際にどの銘柄を取引するのかを自身で判断しなければなりません。

「え?それって結局、裁量トレードになっちゃうんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれませんが、大量にある国内株の銘柄の中から、アルパカロボは毎日10銘柄に厳選してくれています。この10銘柄は「そもそもどれも買い時な銘柄」であるため、全くのゼロベースから銘柄を決めていく裁量トレードとは確度が違うと言えます。

また、人によって運用資金も違うので、オススメされた銘柄の中から、自分に合った銘柄をチョイスできることはむしろプラスの要素として考えていきましょう。加えて、AIの提案に、自分なりの観点を加えて銘柄選びをすることでバックテストを上回る結果も十分に望めると、私は考えています。

なぜなら、アルパカロボ(AI)が予測できない「苦手な部分」が明確に存在しているからです。
その「アルパカロボ(AI)が苦手な部分」を人間の力でいかに補っていけるかどうかが、このアルパカロボを使用した投資手法の最大のポイントとなります

アルパカロボ(AI)が苦手な部分って?

アルパカロボの苦手な部分を示す良い具体例が見つかりましたので紹介します。

2021年8月のある日、アルパカロボはある小型株をおすすめ銘柄として提案しました。
その銘柄とは、中古不動産流通サービス「リノシー」の開発・運営を行っている「GA technologies」という会社の株です。

ところが、結果としてアルパカロボの予測は大外れ。
2021年9月14日に行われた「GA technologies」の決算発表にて5.8億円の赤字(前年同期は5.2億円の黒字)に転落したことが発表され、 2021年 9月の株価は大きく下落しました。

アルパカロボ(AI)は、人間にはとても処理しきれない膨大なデータを分析した上でオススメ銘柄を提案してくれますが、過去のチャートの動きを元にしてそのシグナルを分析しているためでしょうか、どうやらファンダメンタル(企業の経済状態)起因の値動きの予測が苦手なようです。(この下落については、アルパカロボプロジェクトに参画している「株式会社fan」から出ている公式資料にも「AIでカバーしきれないファンダメンタルの影響が大きい」と明記されています)

ちなみに、この暴落があった月のアルパカロボの成績は、-50%近いこの暴落を含めても「+8.1%」だったそうです。こう聞くと、こういうアルパカロボの苦手部分をサポートしてあげて大きなマイナスを避けていければ、もっと利益が伸びそうな気がするでしょ?

アルパカロボ運用の基本方針

さて、いよいろアルパカロボ運用の基本方針について整理していきましょう。
「アルパカロボが提案した10銘柄のうちから、どのような基準で購入銘柄を選ぶか」という基準を決めていきます。

まずは、アルパカロボがファンダメンタルに弱いということで、その部分はある程度、人間の力でサポート・判断が必要ということがわかりました。

とはいえ、正直、各社の次回決算の内容なんてわかりませんよね?大丈夫、私もわかりません(笑)
大切なのは、AIはファンダメンタルが苦手だってことを意識しておくことです。意識しておければ、今どき企業の業績予測なんて、その会社名でググったらいくらでも出てくるので、それを参考にしながら不安要素のある銘柄を避けていきましょう。不安要素があれば対象外にしていって、銘柄が残ったら買えば良いし、残らなかったらその日は買わなければ良いだけの話です。

また、安定を取るため、基本はチャート順張り(値上がり途中)の銘柄をチョイスします。反転上昇を狙った逆張りは行いません。

あと、アルパカロボは1か月先時点の未来予測をベースにして提案してくるので、売り時はそれに合わせて1か月後とします。基本的には、1か月を越える期間の保有はしないようにして、よほどのことがない限りは潔く撤退する構えです。ただし、保有期間中に保有銘柄に対して「売り時」の提案があった場合には、その時点で売ることにします。

前置きが長くなりましたが、以上を元に、「アルパカロボと行く、個別株投資」の基本方針は以下のとおりです。

  • アルパカロボから提案された10銘柄から購入銘柄を選ぶ
  • 1か月先に売ることを基本とし、長期保有はしない
  • 保有期間中にアルパカロボから「売り時」の提案があった場合にはその時点で売却する
  • チャート順張りとなる銘柄にし、逆張りになる銘柄は選ばない
  • 購入前に対象銘柄についてネット検索し、ファンダメンタルに不安要素があれば避ける
  • アルパカロボの提案に基づき、大型株:中型株:小型株の比率は、1:1:2に近づける

とりあえずこの方針でやってみて、気づきがあれば改善しながら利益の安定を目指します。

まぁ、何事もやってみないとわかりませんからね!まずはチャレンジ!

2021年10月の選定銘柄

ということで、記念すべき2021年10月にチョイスした銘柄をご紹介します。

まずは走り出しということで、上記の基本方針に則って2銘柄だけチョイスしてみました。様子見を兼ねているので、少額から買える銘柄に寄っている感じです。本当は3銘柄にしたかったのですが、なんかしっくりくるのがなかったので2銘柄のみにしました。
さらに言えば、この時期は「ハロウィンルール」と呼ばれる、10月末買い・翌4月末売りのアノマリーが功を奏する時期であり、年末に向けて各銘柄上昇が期待できる部分もあるので、もっと買っても良かった気はします。

①【8601】大和証券グループ本社(大型株)

いわずと知れた総合証券会社。
売上、利益共に増加しており、年末に向けて期待できそう。あと、この銘柄に対するアルパカロボの的中率は94%と破格の勝率が出ていたので期待大。(各銘柄ごとの予測結果の勝率が出るのもアルパカロボの良いところ♪)

②【2489】アドウェイズ(小型株)

PC・スマホ向けアフィリエイト広告の国内大手。
2021年8月頃に底を付けた後、ジリジリと上昇中であり、年末に向けてさらなる上昇が期待できそう。次回決算は12月予定ですが、たぶんその前に売っちゃうかな。それまでに10%程度このまま上昇継続してくれればという感じ。アルパカロボの分析予測を試すのにちょうど良く、実験的にチョイスした銘柄です。

アルパカロボの実力やいかに

アルパカロボからの提案は毎営業日にあるので、日々チェックして、気に入った銘柄があれば追加購入していきたいと思います。

結果については、このブログでも随時配信していきます。ツイッターでもリアルタイムで状況配信するので、気になる方は合わせてチェックをお願いします。

結果が楽しみです!

以上、よろしくお願いいたします。

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