<注意>
この記事は、オージーキウイに関する最新の記事ではありません。
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お疲れ様です。みやすぐです。
トラリピ最強通貨として名高いオージーキウイ。多くの方がトラリピ運用の主軸としていると思います。
相場観を重要視しない自動売買運用とはいえ、やはり最低限の相場の見通しはあるに越したことはありません。
トラリピ最強通貨として名高いオージーキウイ。多くの方がトラリピ運用の主軸としていると思います。
相場観を重要視しない自動売買運用とはいえ、やはり最低限の相場の見通しはあるに越したことはありません。
この記事では、豪ドル/NZドル(オージーキウイ)の今後の見通しについて、やわらかい表現でまとめています。
直近の値動きは?
まずは、豪ドル/NZドルの直近の値動きを見てみましょう。
きれいなレンジ相場ですね。目先ではレンジの中央値付近の1.07まで下落しているところです。
豪ドル/NZドルの値動きの要因
こんなにきれいなレンジ相場を形成している豪ドル/NZドルですが、そもそもこの通貨ペアは何によって値動きが決まってくるのでしょうか。
オーストラリアは資源の国です。対して、ニュージーランドは羊の国(雑すぎ?)。
世界の需要的に、資源が強いか羊が強いかによって値動きが決まる・・・という一面も少なからずあるかもしれませんが、一般的には、オーストラリアの中央銀行であるRBA(Reserve Bank of Australia)と、ニュージーランドの中央銀行であるRBNZ(Reserve Bank of New Zealand)の政策金利の差が影響していると言われています。
RBAの政策金利がRBNZの政策金利よりも高ければ豪ドル高(チャートは上向き)、RBAの政策金利がRBNZの政策金利よりも低ければ豪ドル安(チャートは下向き)になります。また、大きな差がなければ、レンジ相場を形成することになります。
オーストラリアとニュージーランド、目先の政策金利はどうなる?
両国の政策金利と、最近の推移を見てみましょう。
4月の政策金利ですが、RBAでは0.1%、RBNZでは0.25%となっています。これは約1年ほど前から同様の水準です。
直近2年を見ても、両国の政策金利の差はほとんどない状態が続いており、そのためチャートもレンジ相場が続いています。
RBAは最近の発表で、2024年まで利上げはしない方向であることを示唆しています。
一方、RBNZは必要なら利下げすることを示唆してはいますが、国内のコロナ感染者が増加するなどして現情勢に大きな変化がない限りはこれ以上の利下げは行わないと考えられます(すでに割と低い水準ですしね)。
そういうわけで、RBAもRBNZも、しばらく政策金利を変化させないと考えられるため、まだまだ豪ドル/NZドルは現在のレンジ相場を継続されることが予測されます。
オージーキウイでトラリピ運用をする場合、どうしても過去のレートであったレンジの上抜けが気になってしまうのですが、いましばらくは現状のレート帯をうろうろしてくれそうです。